iPhone12 miniとiPhone7を比較してみた。
どうも、かげです。
iPhone12 miniに変更し2週間程度が経った。以前はiPhone7を使用していて、ここまで進化したか!と感じるポイントがいくつもあった。
今回は比較しながら進化を感じる点を話していきたいと思う。iPhoneの中でも僕のように古い機種を使っている方は是非参考にして欲しい。
外観とサイズ
重量はiPhone7が138g、iPhone12 miniが133g。5g軽くなった。
iPhone7
・高さ138.3 mm
・幅67.1 mm
・厚さ7.1 mm
・重量138 g
iPhone12 mini
・高さ131.5 mm(6.8mm ↓)
・幅64.2 mm(2.9mm ↓)
・厚さ7.4 mm(0.3mm ↑)
・重量133 g(5g ↓)
厚み以外は全てコンパクトになり、持ってみると違いに驚く。
特に幅の変化が凄く、iPhone7の場合片手で操作する時ホールドする指がギリギリiPhoneをつかんでいる感覚だが、iPhone 12 miniの場合操作中も指でしっかりホールドできるので落下する心配も減る感じがする。
このサイズ感がスマホの最適解とも思うほど手によく馴染む。
デザインは丸いフォルムからiPhone5を彷彿させる角ばったデザインに変更。このデザインが気に入って機種変更される方も多いのではないだろうか。
よりカッコよく男前なiPhoneになったなと思う。ガジェットらしさがあるので個人的にもデザインが気に入っているポイント。
サイドはアルミニウム。主張が少なくまとたった印象。Proシリーズはステンレススチールを採用しており、より高級感たプラスされているが好みが別れそうなデザイン。
背面がガラス素材で、中央にシルバーのりんごマークがある。指紋がつきやすいのでケースをつけた方が見た目は良いかなと思った。
iPhone7の場合は指紋がつきにくいマッドな質感なので裸のまま使っている人は多いのではないだろうか。
サイドのボタン周りは一回り大きくなっている。特にホームボタンが大きくなった。iPhone7のボタンでも操作に支障がなかったのでボタンの大きさはどちらでも良いと思った。
カメラ周りが少し出っ張っており、机に置いて操作するとカタカタする。カバーをつければ解消しそう。
画面サイズ
iPhone7のディスプレイは4.7インチ。iPhone 12 miniのディスプレイは5.4インチ。本体サイズはコンパクトになりつつも0.7インチもサイズがアップしている。
ホームボタンの廃止とベゼル(枠)ギリギリまでのディスプレイにより大幅にサイズアップしている。
画面のサイズが1インチ近くもアップしているが、高さ、幅、がコンパクトになり上端まで片手で操作がしやすい。
僕は左利きのため右上のコントロールセンターのスワイプの時のみ持ち方を変えて操作する必要がある。ここだけは使いにくいと感じた。
”AssistiveTouch”と呼ばれるホーム画面に半透明の丸を設定すれば解決するが、見た目が好きではないので設定していない。
ディスプレイ強度
iPhone12 miniでは”Ceramic Shield”呼ばれる強度の高いディスプレイを採用している。iPhone11の4倍の強度を持つらしい。
引っ掻き傷はiPhone11と同等で、落下に対するつよさは確かに強くなっていると他のレビュワーさんが評価しているので確かに強くなっているっぽい。ガラスフィルムを使いたくない方に取っては朗報だ。
個人的には画面保護なしで使いたい気持ちはあるものの、不安な気持ちのまま使いたくないので画面保護をすることにする。
▶︎iPhone背面に取り付けるカード収納の記事
▶︎iPhone純正のレザーケースの記事
バッテリー
iPhone12 miniのバッテリー容量は2,227mAh。サイズで競合している第2世代のiPhone SEは1,821mAhなのでどちらか迷っている方は良い判断材料になる。
iPhone7に関しては1,960mAhなのでiPhone12 miniよりもサイズは大きいもののバッテリー容量は少ない。
また、バックライトが不要な有機ELディスプレイである。また、A14 Bionicチップが大きく省電力に貢献してくれるのでバッテリーサイズ以上にバッテリー持ちが良いことが期待できる。
一日の使い方としてSpotify1時間、YouTube1時間、SNS2時間、ネットサーフィン1時間ぐらいの使い方だと、夕方ごろに充電が1回程度必要に感じる。
それでも体感はiPhone7の2倍以上はバッテリーが持つ感覚がある。バッテリー持ちの良さにかなり驚いた。
しかし、miniよりもサイズの大きいProシリーズなどからの乗り換えであればバッテリーの持ちの悪さが気になるかもしれない。
スクリーンタイム等でスマホの使用時間を確認し1日5時間程度であれば私と同じようなバッテリー消費に抑えられ、iPhone12 miniをおすすめできる。
▶︎歴代iPhoneのディスプレイサイズと材質についての記事。
ディスプレイのの鮮明度
iPhone 7のディスプレイは”Retina HDディスプレイ”と呼ばれる液晶画面。
iPhone12 miniは”Super Retina XDR”と呼ばれる有機ELディスプレイを採用。
こちらはiPhone 11から搭載されている。
iPhone 7と比べコントラスト約1,400倍、解像度は約46%アップしている。それでいて液晶よりも省エネルギーであるのは驚き。
白の発色がよくなった事と暗い色合いが鮮明になっているのを感じる。解像度の違いも明らかに違いがあり、同じ画像を見た場合より滑らかに映し出されている。
カメラ性能
iPhone7は広角レンズのみ。iPhone12 miniは広角レンズと超広角レンズのダブルレンズ。
iPhone7
広角レンズ 28mm f1.8
iPhone12 mini
広角レンズ 26mm f1.6
超広角レンズ 13mm f2.4
同じ広角レンズでもより広い範囲を撮影することができるようになった。
F値が0.2小さくなり、暗い場所でも黒つぶれすることなく明るい写真が撮りやすくなった。
画素数はどちらも1,200万画素のイメージセンサーだがレンズは6枚構成から7枚構成になったことで、よりシャープな写真を撮影できるようになった。
撮影した写真の比較は別記事にまとめるぞ!
Face IDについて
Touch IDだったiPhone7からの大幅変更点。コロナの影響でマスクを着用することが多い今かなり使い勝手が悪い。iPhone12に機種変更して唯一のデメリットに感じている。
発売前にはiPhone背面やボタン周りにtouch IDが導入される噂もあったが、今回はお預け。
Face IDはiPhone Xから搭載されているが、認証スピードも新機種になるにつれ向上している。実機での比較はあいにくできないが比較している動画を発見したのでご覧いただきたい。
iPhone 12はiPhone Xと比べると相当早く認証している。iPhone 11と比べるとほとんど大差がない。
スワイプする頃には認証が終わっているスピードで恐ろしく速い。マスクをつけている場合はパスコードでのロック解除を強いられるが…
背面タップ
背面タップはiPhone8以降から対応しており便利な機能の一つ。初期設定では設定なしになっている。設定アプリを開き、アクセシビリティ→タッチ→背面タップで機能を割り振る。
ダブルタップとトリプルタップの2つ動作を割り当てることが可能。僕の場合はトリプルタップでスクリーンショットを登録している。
ショートカットアプリで作成したショートカットをそのまま背面タップに割り当てられるので細かい設定を背面タップに割り当てることが可能。
防水性能
iPhone 7と比べて防水性能もアップしている。防水の性能はIPと呼ばれる等級で表示される。iPhone12はIP68等級。等級と言われてもピンとこないが、耐水性能はこちらを見ていただきたい。
iPhone 7:水深1mで30分
iPhone12:水深6mで30分
iPhone7と比べ水深が最大で5mも伸びた。より安心して水場での使用が可能となった。
iPhone12に関してはminiでもProMAXでも同じ耐水性能。ラインナップ間で耐水性能の差がなく、選択する上で悩むことないのが地味に嬉しい。
また、iPhone12から水場での操作性もアップしている。米国特許商標庁(USPTO)に申請した内容によると、「静電容量または感圧を用いた、モバイルデバイスにおける圧力とタッチ操作の感知」によるもの。
要約すると、画面に水滴がついていても誤操作なく快適にiPhoneの操作が可能。お風呂での読書で画面をスワイプスしたり、LINE等のフリック入力が問題なく行えるようになり便利。
防水性に関しての注意として、ダイビングカメラではないので、水中での写真撮影、音楽や通話の使用は避けた方が良い。
また、濡れた状態でのLightningケーブルでの充電もiPhone破損の原因になるので注意が必要。
水中で使うにはIP70以上が必要!豆知識!
まとめ
iPhone7とiPhone12 miniの性能比較をまとめた。iPhone12 miniを使用していてどこと切り取っても大きく進化を感じる。
現在iPhone7の場合10,000円程度でメルカリでの販売や買取ができるので是非買い替えを検討してみてはどうだろうか。
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